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ストーリー |
かつて峰国を襲った大妖魅は、二人の勇士によって封印された。だがひとりは命を落とし、もうひとりだけが生き残った。
十年後、亡き勇士の息子・虹玉髄は、<騎龍>という特殊部隊のサポート役として活躍していた。龍とともに生きる彼には、かけがえのない仲間と秘密の友人がいた。
秘密の友人のひとり、一角娘は生き残りの勇士の弟子にして、騎龍と対立する勢力<琥師>の若手である。
そしてもうひとり。虹家の奥深くにひっそりと息づく少女――青玉。玉髄は彼女に想いをよせ、不思議な関係を築いていた。
そんな中、宮廷で妖魅を巡る事件が起こり、峰国に再び不穏な影が忍びよる――。 |
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本編(全7話) |
序 |
プロローグ。峰国を襲った悲劇――崩国の妖魅。 |
第一章「佩剣衝星」 |
「序」より十年後。
十八歳になった玉髄は、騎龍のサポート役として活躍する毎日を送っていた。 |
第二章「如夢如仙」 |
彼の秘密の友人、青玉。虹家にひっそりと息づく彼女に、玉髄は想いを寄せていた。
ある夜、虹家の宝を狙った賊が押し入った! |
第三章「山平水遠」 |
舟で東へ下り、夜光を連れ戻すこととなった玉髄一行。だが、すでに敵の牙が間近まで迫っていた。 |
第四章「白石蒼苔」 |
士山に蠢く、恐るべき陰謀。
玉髄は捕らわれた友を救い、悲劇を回避することはできるのか!? |
第五章「龍吟虎咆」 |
ふたりの騎龍と、ひとりの琥師。
その力合わさるとき、すべての災厄を退ける! |
跋 |
エピローグ。ひとつの物語の決着するとき。 |
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ご案内 |
・この話はルビタグを使用しています。 |
・序、跋をのぞき、1話あたりの長さは2万字前後となっています。ページの読み込みに、多少時間がかかる場合があります。 |
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初出:2010年庚寅10月17日
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